ライヴスケヂュールなど

 今月25日、ボクシングリーズカフェでやります。
よろしかったら、どうぞお越しください。脱法合憲ドラッグな
歌でもいかがかしら。
 

  風の話をしよう。
 わたしには師と仰ぐ歌い手がいて、その方の実兄は青森県の小さな村で
村役場の職員をされている。 数年前に全国村長会議という飲み会(?)が
沖縄であり、それに参加するべく島に渡る船に乗っていたとき、風が吹いてきて…
 泣いたという。それも生まれて初めて泣いたという
田舎の、「長男は泣いてはいけない」という戒めのもとで育った五十男が、南の風
が頬をなでたその瞬間、ただ泣いたのだという。
  「風とはものすごい情報量を含んでいるものだ」という、画家の名嘉睦稔の言葉を思い出す。