ウサギの夢

ウサギの夢を見た。
以前、自分が雇っていたアルバイトの若者が、私が帰宅すると、何故か部屋に居て押し入れでなにかやってる。
「盗んだ本を返してました」という。
彼が帰ったあと、押し入れに目をやると、毛布の下で何かがもぞもぞ動いていたので、ばっと毛布を剥がすと、なんとウサギがいた。うす茶色い大きなウサギだ。さらにその下にカゴがあり、中には二羽ほどの黒い小さなウサギだ。そこら中餌の食い散らかしで汚れてる。
「あの野郎〜!」
だが、ウサギは可愛くて抱きしめてしまった。
おしまい◎