はなし線分

話し手には、その話は「その・線分」でしかないことは分かっているが、聞き手にすれば「その」も「線分」もまだ“バージン”なんで分からない。つまり線分と線分がクランクしながら矛盾なく繋がっていることが見えず、直線と直線が交わって矛盾しているように聞こえる。
話し手が、最初からいっそのことで線分を大袈裟にして「交わる直線」に見せて話した方が、相手が「線分として理解」して聞いてくれる場合もある。