愛と勇気

物事が動き出すというのは、「間違いを怖れない勇気」と「間違いそのものをものともしない愛」に依るしかないのだろう。


 闇の中に踏み出す最初の一歩が【勇気】。
 しかし、一歩は必ずや偏りを持つ。言ってみれば“間違い”であり、なぜなら片足だからだ。
 だから、その間違いを受けとめる意志を持った、もう一歩の“間違い”が必要である。
 それが、【愛】だ。