主観と客観

客観とは蓋然性に裏打ちされた諦めと安心であり、主観とは隙間を縫って泳ぎ切れるかどうかの可能性を見いだす希望と緊張である。

「客観」を御輿に入れて担ぐ「祭り」が日常、つまり平時となっている現在、祭りを成立させるには実在するどの「主観」を御輿に入れるかで、人は相当悩んでいる。